”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.333

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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6月17日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.333」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「コロナが終息して病院でのコロナ検査の有無がお医者さんの判断で決まるようになったとの話を聞きました。症状によっては検査してもらえないのかと不安になりますが、自分で出来る対処法を知っておきたいです。何をしたらよいでしょうか?」

病院によってはそういう所もあるようですね。

その分、簡易的な検査キットが薬局で売っていたりもしますので、不安な場合は併用していけると良いと思います。

自分で出来る対処法としては「発熱時の対処法」が基本になると思います。

「発熱」についての予備知識として知っておきたいのが以下の流れです。

○前兆期
→自己免疫が動き始め体温が上がり始める
→悪寒やふるえなどが起こる

○上昇期
→体温調整中枢の命令によって体温を上げている時期
→身体の機能が20%ほど低下すると言われている
→頭痛や倦怠感などが起こる

○ピーク期
→免疫細胞が活発に活動し、ウイルスを退治する
→一定の体温で高止まりする

○下降期
→体温調整中枢の命令によって体温を下げ始める時期
→汗をかき始める

「悪寒やふるえ」から始まり「頭痛や倦怠感」が起こり、体温が高止まりしたのち、「発汗」が起こるという流れですね。

「発熱」した時の対応の流れは以下です。

①「前兆期」は体温を逃がさないようにし、なるべく身体を温めるようにする

②「上昇期~ピーク期」はビタミンCを多く摂取し、免疫細胞の活動をサポートする

③そして「下降期」になってはじめて体温を逃がすことを始める(こまめに着替える、身体を冷やす、など)
※どうしてもつらい場合は「解熱剤」を使用して熱を下げる

大事なのは「下降期」になってからはじめて体温を下げる方向にアプローチをするということです。

熱が出ているときは「ウイルスを退治しているとき」ですので、身体を冷やすタイミングが早いと逆に症状が長引いてしまう可能性があるということですね。

頭の片隅に入れて置けると良いと思います。

参考になっていれば幸いです。