”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.346

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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9月16日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.346」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「腰が痛いのですが、これは腹筋が弱いから痛いのでしょうか? それとも背筋が弱いから痛いのでしょうか?」

腰が痛い方は多くいらっしゃいますので、原因はさまざまです。

腰痛には「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」の2種類があります。

「特異的腰痛」とは、、

・腰椎椎間板ヘルニア

・腰部脊柱管狭窄症

・脊椎圧迫骨折

・脊椎腫瘍

・腹部大動脈瘤

・解離性大動脈瘤

などで腰痛全体の約15%程度と言われています。

その他の約85%の腰痛は「非特異的腰痛」と呼ばれ、原因が特定されていない腰痛です。

なので、多くの場合は原因が特定されていないということです。

これを踏まえた上で、「痛み」が発生した際に、、

「~の筋肉が弱いから痛くなった」

とか、

「~筋を鍛えれば痛くなくなるかもしれない」

という考えをする方は意外と多いです。

よくあるのがご質問者様のように「腰が痛い」から腹筋もしくは背筋を鍛えましょう!というやつですね。

当然、「筋力」は重要ですが、その前にもっと重要な観点があります。

それは、、

「機能的に動いているかどうか」

です。

「機能的」に身体を動かすために必要なのが、、

・筋肉の柔軟性

・関節の正常な可動域

・骨格が定位置にある

・運動連鎖が適正に行われている

などなどです。

これらが先でそのあとに「筋力」や「筋持久力」がありますので、まずは上記の改善を進めていけると良いと思います。

参考になっていれば幸いです。