”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.355

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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11月18日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.355」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「若い頃は背中で手をつく(バックスクラッチ)ことが出来たのですが、ここ10年くらい全く出来なくなっていました。先週ペインフリーのトレーニングを受けてから10年ぶりに背中で手をつくことが出来たのですが、何を改善した事でつくようになったのでしょうか?」

10年ぶりのバックスクラッチおめでとうございます(^^)

背中で手がつくかどうか(バックスクラッチ)のテストは肩甲骨の柔軟性を見る簡易的なテストです。

お仕事を始められて少しずつ肩〜肩甲骨周りの柔軟性が低下する事でバックスクラッチが出来なくなってしまったのではないかと推測されます。

ご質問者様の場合、肩関節内旋(内側に回す)の動きのコントロール不足、上腕二頭筋の拘縮が顕著でした。

いわゆる「上腕を内側に回した姿勢(パソコン仕事の姿勢)の継続」と「肘を曲げた状態の継続」によって、

「上腕コントロールができていない」

状態だったという事です。

「上腕」とは、肘〜肩の間の部位をいいます。
※肘〜手の部位は「前腕」といいます

・パソコン仕事

・書くことが多い仕事

・料理をすることが多い

などなどの日常的な動作によって上腕が内側に回ったまま固まってしまうとNGという事ですね。

そうなってしまうと代償動作として、、

・肩甲骨が上がってしまい肩こりになる

・肩関節にロックがかかり四十肩になる

・手首の負担が増える

・バックスクラッチが出来なくなる

などが起こります。

この積み重ねがやがて「肩周辺の違和感」として現れ「肩周辺の痛み」まで繋がってしまいますので早いうちに改善できた事で予防に繋がったと思います。

これからもバックスクラッチが出来る状態を継続して行きましょう(^^)

参考になっていれば幸いです。