”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.363

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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1月13日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.363」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「お正月明けから身体の右側に痛みが出るようになりました。思い返すと、痛みが出る時は大体右側なのですが何か原因があるのでしょうか?」

お正月明けは食べ過ぎ飲み過ぎでの胃腸の疲れや、だらだら過ごした代償で身体の各所が固まって不調が出る方が増える時期です。

その中でも「身体の右側がよく痛くなる」という方は多くいらっしゃいます。

これは、、

①身体の使い方のバランスが崩れている

②関連痛

の二つが考えられます。

「①身体の使い方のバランスが崩れる原因」は以下です。

・ほおづえをつく

・食事のときに片側ばかりで噛む

・片脚重心が多い

・うつ伏せや同じ向きの横向きで寝ることが多い

・イスに座るときに足を組む

・バッグをいつも同じ側の肩にかける

・ゴルフや野球など片側の動作(ゴルフのスイングや野球のバッティングなど)

・足のアライメントが崩れている

などなど、これらの中に正月休み中や普段の生活の中で思い当たる点がないか確認してみましょう。

②の関連痛に関しては、内臓の不具合が関係していることが多いそうです。

内臓の不具合が他の部位に痛みとして現れることを”関連痛”と言います。

内臓からの痛みの信号が、そこから離れた場所の皮膚上の痛みとして感じてしまう現象ですね。

なぜこういうことが起こるかというと、、

・内臓からの痛みの信号と皮膚からの情報信号が入り混じって脳に伝わってしまうことがあるため

・内臓の感覚受容器が皮膚よりも少ないため

などなどが原因と言われています。

例をあげますと、、

・冷たいものを食べたときにこめかみが痛くなる

・心筋梗塞の場合、腕の上部に痛みが出る

・大動脈瘤があると背中に痛みが出る

・胆のうの疾患の場合、右肩に痛みが出る

などなどがあげられます。

あくまで可能性ですので、頭の片隅に入れておくと良いかと思います。

参考になっていれば幸いです。