こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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今日のテーマは「″適正体重″について」です。
先日は、慢性炎症予防の観点から「体脂肪率」について記しました。
「体脂肪率」を以下の水準まで減らすことで慢性炎症レベルを下げようという内容でした。
→男性は体脂肪率15%以下
→女性は体脂肪率22%以下
これに関連して今日は「適正体重」について記していきます。
「適正体重」を考える際に良く用いられるのが、
「BMI」
です。
BMIは「体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))」で計算される太りすぎかどうかを判定する指標の一つです。
基準は以下です。
BMI 18.5~24.9 → 正常
BMI 25~29.9 → 過体重
BMI 30以上 → 肥満
BMI 35以上 → 高度の肥満
BMI 40以上 → 病的な肥満
理想的な数値は「22」とされ、それより高いと「痩せましょう」という判断がなされます。
お医者さん等でよく用いられている指標ですね。
しかし、実際に統計をとってみると最も死亡率が低いBMIは、、
女性 = 23~24.9
男性 = 25~26.9
となっています。
なので、身長が175cmの男性を例にして考えると、BMI=22の体重は、
「X(kg)÷(1.75(m)×1.75(m))=22」
→X=22×3=66kg
死亡率の低い体重(BMI=25で計算)は、
「X(kg)÷(1.75(m)×1.75(m))=25」
→X=25×3=75kg
となります。
66kgと75kgでは「9kg」も差が生まれます。
どっちが適正体重なのか悩むところですが、正しい考え方は、
「66kg〜75kgの間で最も身体の調子が良い体重」
が適正体重と言えます。
つまり、男性であれば「BMI22〜26.9の間」、女性であれば「BMI22〜24.9の間」で最も身体の調子が良い体重を目安に考えて行けると良いということですね。
これは女性であればBMI24.9を超えていれば「少し痩せたほえが良いかも」となると同時に、22以下であれば「もう少し体重を増やした方が良いかも」となる事を意味しています。
つまり、当たり前ですが、痩せることだけが適正体重になるためにすることではないという事です。
この機会に自身の適正体重の幅を確認してみましょう。