こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.278」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「背骨の動きが悪いと腰痛や首肩痛になりやすいと聞きました。なぜ背骨の動きが悪いと腰や首肩が痛くなりやすいのですか?」
背骨の動きの悪さは現代病と言っていいくらい多くなってきていると思います。
デスクワークやスマホの使い過ぎなどで猫背になっている方が増えていることからも説明がつくかと思います。
腰痛や首肩痛の原因が「腰」や「首肩」ではなくその上下(股関節、胸椎・胸郭)であることが多い旨は何度も記してきた通りです。
脊柱(背骨)は33~34個の椎骨および椎間円板からなっています。
椎骨は7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎、5個の仙椎および4~5個の尾椎に分類されます。
一個一個の骨(椎骨)が繋ぎ合わさって出来ているということですね。
この中で「腰椎」はスタビリティ関節(安定に適した関節)なのに対し、「胸椎」はモビリティ関節(可動性に適した関節)と言われています。
そして、「頸椎」はスタビリティ関節なので、「脊柱に動きをつける」ことは「胸椎の動きをよくする」こととほぼ同意語になります。
そのため、本来動くべき「胸椎」の動きが悪いと本来安定しているべき「頚椎」や「腰椎」に過度に負担がかかり「痛み」につながっていくと言うことですね。
ここがすごく重要で、多くの方が「胸椎の動きの悪さ」が原因で痛みが出ています。
「背骨の動きを良くする」 = 「胸椎の動きを良くする」
ことで改善されるケースも多いですので、改善策の一つとして頭に入れておくと良いかと思います。
参考になっていれば幸いです。