こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
※過去のブログ(2897記事)はこちらからご覧ください
今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.290」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「背中~腰にかけて痛みが出ます。特に寝起きが1番痛いのですが、動き始めると痛みは軽減していきます。何か原因はあるのでしょうか?」
背中~腰にかけて痛みが出る方は多くいらっしゃいます。
痛みの出る位置が「腰の少し上あたり」の場合、以下の原因が考えられます。
・胸椎の動きが悪い
・前かがみの姿勢が多い
・寝返りが少ない
などです。
「腰の少し上あたり」は胸腰移行部と言われる箇所です。
胸椎から腰椎へと移行する箇所で、前かがみになったりする際に動きの起点となりやすい箇所です。
これには肋骨が関わっています。
胸椎は肋骨がついていますが、腰椎には浮肋骨(前側まで繋がっていない肋骨)以外に肋骨はついていません。
なので、動きに制限がある胸椎と制限のない腰椎で差が出るため、身体を折り曲げやすい起点となりやすいということです。
ここで「胸椎がかたい」とダイレクトに胸腰移行部に負担がかかり、前かがみの姿勢が多いと負担が蓄積されます。
これが継続されると痛みの原因になり得るということです。
また、数日前にも記しましたが、寝返りの少なさは寝起きの痛みに直結します。
「寝返りが少ない」と、、
「身体の一部分に圧がかかり続ける」
「血流がかたよる」
「骨格が歪む」
などの悪影響が出やすく、それが「痛み」につながっているということですね。
ご質問者様の場合、「特に寝起きが痛い」とのことでしたので、そこも原因の一つとしてあり得ると思います。
「睡眠環境」を見直しながら、「胸椎の動き」を改善していけると予防に繋がりますので、出来るところから実施していけると良いと思います。
参考になっていれば幸いです。