こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
※過去のブログ(2897記事)はこちらからご覧ください
今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.293」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「つい考え過ぎてしまい、ネガティヴな印象を与えてしまう癖があります。考え過ぎてしまう癖を解消する方法はありますか?」
考え過ぎてしまう癖がある方は多くいらっしゃいます。
特になかなか取れない痛みでお悩みの方は「なぜ痛みが取れないのか?」「この痛みはなんなのか?」など、悩みが強い故の考え過ぎに陥りやすいですね。
「痛み」への基本的な対策として「痛みをなるべく遠ざける」「自ら痛みを探さない」といった考え過ぎないことが大事になりますので、ここには対策が必要になります。
考え過ぎな方が陥りがちなのが「半すう思考」です。
「反すう思考」とは、、
自分の過去の失敗や嫌なことを何度も思い返してしまう思考
です。
もともと「反すう」とは、牛が自分の胃から草を口に戻して再び噛むことを言います。
これに例えて、過去にあった嫌なことや現在の悩みなどを思い出して考え過ぎてしまうということを、、
「反すう思考」
と呼んでいるということですね。
この経験がある方はほとんどだと思います。
人生の中で嫌なことが全くない人などいませんからね。。
この「反すう思考」はうつ病の原因になると言われていますので、ここへの対応策を考えることは「うつ病予防」にもつながります。
とはいえ、なにかのきっかけで思い出してしまいがちなのが、「嫌な記憶」の厄介なところですので、ここには強めの対策が必要です。
「反すう思考対策」は以下です。
・「反すう思考」が始まったら断ち切る
→「終了~!」とか「終わり!」という言葉を決めて、それ以降は他のことを考える
・最後まで思い出さない
→最後まで思い出してしまうと「ストーリー記憶」として脳に定着しやすくなる
・リズミカルな運動
→ウォーキングやランニング、縄跳びなどのリズミカルな運動をして忘れる(考えない)
などなどですね。
「反すう思考」が始まったら、「早めに断ち切る」「最後まで思い出さない」「運動などの忘れる行動」を実行して少しでも遠ざけるようにすると良いと思います。
参考になっていれば幸いです。