こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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9月16日(金)のテーマは「”たんぱく質″の摂り過ぎは”腎臓”に悪い!?」です。
今週は「たんぱく質」についてあれやこれやと記しています。
最終日の今日は「たんぱく質」と「腎臓」について記していきます。
「プロテインを摂り始めたら腎臓の数値が上がってしまった」
というご相談は過去に数回受けたことがあります。
当然、腎臓の弱い方、腎臓病をお持ちの方は高たんぱく質食で腎臓の負担が増加するので、控えたほうが良いのですが、特に腎臓にダメージのない方は気にしなくて良いというのが現時点での見解です。
この話は、、
「腎臓病の方がたんぱく質を制限したら症状が改善するケースが多かった」
ということから出てきたと言われています。
つまり、もともと腎臓が悪い方が基準となっており、腎臓が健康な方が高たんぱく食をして腎臓が悪くなったデータはないそうです。
どこから見るかという視点の違いで、数値の解釈が異なる良い例だと思います。
この点に関しては「血圧」に関しても同じことが言えますね。
「日本高血圧学会」と「日本人間ドック学会」では高血圧と診断されるラインが微妙に違います。
・日本高血圧学会 → 140/90mmHG
・日本人間ドック学会 → 147/94mmHG
この違いも「高血圧の方を基準」にしてみるのか「健康な方を基準」にしてみるのか、という視点の違いによるものだと捉えられます。
どちらかが正しいといったことではなく、両端を捉えてちょうど良いところを見極めることが重要だと思います。
「たんぱく質を摂ると腎臓に悪いから摂らない」
ではなく、
「たんぱく質は身体に必要な栄養素なのでしっかりと摂るべきだが、たんぱく質を摂りすぎると腎臓に良くないこともあるようなので、気を付けながら摂る」
といったところですね。
摂らないメリットよりもしっかり摂るメリットの方が大きいので、ポジション的には「しっかり摂る寄りのポジション」を取っておくと良いと思います。