こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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11月12日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.303」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「足の指が浮いているように感じます。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?改善策も含めてお聞きしたいです。」
足の指が浮いていることを「浮き指」と言いますが、そういった方は多くいらっしゃいます。
さまざまな要因が考えられますが「浮き指」の原因の一つは「靴」の影響が大きいのではないかと言われています。
もともと裸足に近い状態で生活することが多かった日本人ですが、生活の欧米化により「靴の文化」が入ってきました。
これによって日本人の足は大きく変化したと言われています。
特に、
「ハイヒール」や「革靴」、「ローファー」、「サンダル(クロックスなどを含む)」
など、足の指を使わないもしくは使いにくい設計の履物は悪影響が大きいようです。
「浮き指」になると足底の筋が常に引っ張られた状態になり、伸張反射という反応によって足底の筋が縮まる方向に力が入ります。
この状態が継続されることによって筋肉の拘縮が起こり、痛みにつながるという流れですね。
該当する方は、普段の生活の中から「靴」を気を付けていけると良いのではないかと思います。
具体的な対策としては「正しい靴を選び、正しい靴の履き方をすること」です。
「正しい靴の選び方」は以下です。
・かかとの部分が硬い靴を選ぶ
・靴ひもがついている靴を選ぶ(スポッと履けるものはNG)
・靴のつま先部を曲げた際にMP関節(指の付け根の部分)から曲がる靴を選ぶ
などです。
続いて「正しい靴の履き方」は以下です。
・靴紐を結ぶ前にかかとをトントンして正しい位置に持っていく
・その状態で靴紐をちゃんと結ぶ
→一番下は緩め、2・3・4番目はきつく、最後は緩め、にしっかり結ぶ
面倒ですが、毎回この履き方をするのがベストです。
上記を意識して浮き指を予防していきたいですね。
参考になっていれば幸いです。