こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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12月24日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.309」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「病院での健康診断で”高血圧”だと指摘されました。”塩分を控えて下さい”と言われたのですが、なぜ塩分を控えた方が良いのでしょうか?」
健康診断等で高血圧を指摘された経験のある方は多いと思います。
高血圧は心疾患や脳卒中などの誘因として挙げられているため、早めの対処が必要とされています。
血圧を下げれば下げるほど良いということではなく、適切な圧を保ちましょうという事ですね。
そして「高血圧」で診察に行くと「塩分を控えましょう」と言われます。
これは血圧と塩分(ナトリウム)、塩分(ナトリウム)とカリウムの関係性を見ていくと理解が深まります。
「ナトリウム」と「カリウム」は細胞内の水分調整を行っています。
細胞内の水分が不足すると、細胞外にいる「ナトリウム」が水分と共に細胞内に入り細胞内の水分を増やします。
逆に細胞内の水分が多くなると、細胞内にいる「カリウム」が「ナトリウム」と共に水分を細胞外に追い出し細胞内の水分量を減らします。
なので、、
①「ナトリウムの比率が高くなると細胞内の水分が増える = むくむ」
②「カリウムの比率が高くなると細胞内の水分が減る = 脱水」
という状態になります。
塩分を摂りすぎて細胞内の水分量が増えると、上記のように「むくみ」が起きます。
そうなると血管を圧迫し血流が滞るため血圧が上がるということです。
ホースで水を撒く際に、ホースの真ん中あたりを踏むとホースの中がパンパンにふくれるのと同じ原理ですね。
ナトリウムとカリウムの割合は、、
「 1 : 1 」
が理想と言われています。
高血圧の方は「塩分を控える」というよりも
「ナトリウムとカリウム」のバランスを整える
という捉え方の方が良いかもしれません。
参考になっていれば幸いです。