軟骨のすり減りによる”ひざ痛”について

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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1月26日(木)のテーマは「軟骨のすり減りによる”ひざ痛”について」です。

先日は「軟骨」について記して行きました。

・「関節」は骨と骨が接しているため、接している部分に必ず「軟骨」が存在する

・「軟骨」にもいろいろと種類がありますが、代表的なのが「硝子軟骨」というガラスのようにつるつるした軟骨

・「骨」には知覚神経があるため、骨と骨が接すると痛みを感じてしまう

・しかし「軟骨」には知覚神経がありませんので、骨と軟骨が接してもノープロブレム

といったところまで記したかと思います。

話を「軟骨のすり減りによるひざ痛」に限定しますと原因は大きく2つ考えられます。

①約4mmあると言われているひざの硝子軟骨が摩耗して、骨との距離が近くなることで起こるパターン

②ひざ関節の靱帯が正しく機能せずに関節に隙間ができることで硝子軟骨が割れたりかけたりすることで起こるパターン

ですね。

①と②はセットで起こることがほとんどです。

通常は②の原因で関節に隙間ができたり、ズレたりしない限り、約4mmの軟骨で一生を過ごすことができるそうです。

しかし、②の状態になってしまうと均等に軟骨がすり減らず、偏った負担がかかってしまうため一部分だけが過剰にすり減ったり割れたりかけたりしまい、「痛み」までつながってしまうということですね。

②の状態になってしまう原因はひざの靱帯損傷です。

損傷した際に適切な処置を取らないと②の状態になってしまいます。

ひざ周りの靱帯の損傷を甘く見ることなかれ!ということが良くわかりますね。

軟骨について知ることでひざ痛の理解がより深まる良い例だと思います。