こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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2月4日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.314」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「20kg以上痩せる急激なダイエットをしてリバウンドすることを4回ほど繰り返しています。痩せた状態をキープするにはどうしたら良いでしょうか?」
急激なダイエットを繰り返すのは非常に危険だと言われています。
安全にダイエットをするための目安としては、、
「減量は1ヵ月で5%まで」
と言われています。
体重60kgの方の場合、1か月の目安は3kgになります。
これを超える速度で減量をしてしまうと、血管の修復のサイクルが間に合わず血管内部が傷ついた状態になってしまい、動脈硬化や心筋梗塞になる確率が上がってしまうのでせっかくのダイエットが逆効果になってしまいます。
なぜこのようなことが起こるかというと、内臓脂肪が燃焼する際に、、
→ 内臓脂肪を燃焼
→ 燃えカス「サイトカイン」出現
→ 「サイトカイン」によって、血管の内皮細胞が傷つき血管の内側にかさぶたができる(動脈硬化)
→ 血管が破れたり詰まりやすくなる(心筋梗塞・脳卒中)
というプロセスがあるからです。
内臓脂肪が燃焼するプロセスを理解した上で、健康的に痩せることが大事ということですね。
この前提で痩せた状態を維持する方法を考えると以下の実験結果が参考になると思います。
とある研究で、4900人の男女に、、
”24歳”の時の体重・生活習慣と”その10年後(34歳の時)”の体重・生活習慣を比較したもの
がありました。
結果は、、
・約75%は体重が増加していた
・体重をキープしていたのは約25%
・体重が減っていたのは男性3.8%、女性7.5%のみ
で、この体重が増えた人(75%)と体重をキープもしくは減らした人(25%)の大きな違いは、なんと、、
「ダイエットをしないこと」
だったそうです。
体重が増えた人は痩せるために過度なカロリー制限(ダイエット)などをしがちで、それが長期的な目で見るとドカ食いなどにつながり体重増加につながるとのこと。。
逆に体重をキープした人は一定の食事パターンを維持していることが多く、過度にカロリーを制限(ダイエット)したりはしない傾向が強かったそうです。
これはつまり、、
「体重をキープしたい方は”ダイエットをしない”方が良い」
ということですね。
「ちょっと太ってきたから2週間だけダイエットしよう」
は逆効果ということです。
現状の食習慣を見直し、ずっと継続できるものに改善してコツコツ続けることだけが唯一のダイエット法ということですね。
参考になっていれば幸いです。