こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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3月18日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.320」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「最近、怒っている高齢者の方をよく見かけます。自分はこうはなりたくないと思うのですが、なぜこうなってしまうのでしょうか?予防法などはありますか?」
残念ながらそういった場面に遭遇してしまった方は多いと思います。
以前にも記しましたが、、
「高齢者による事件」
が近年急増しているそうで、
「10年前に比べると高齢者による暴行事件は約48倍に増えている」
というデータも出ているそうです。
高齢者全体の数が増えているので、この数値をそのまま鵜呑みにするのはどうかと思いますが、わかりやすい指標の一つではないかと思います。
話は少し違いますが、先日、某ドラッグストアで万引きをしている高齢者を偶然見かけてしまいました。。
驚いてしまい止めることはできなかったのですが、店員さんに報告すると、、
「あの方ですね、、。良く万引きされるんですよね、、。」
とのこと。。
どうやら常習犯だったようで、店員さんも把握されていたようでした。
こうした行動も怒りやすくなるのと同様に「脳機能の低下」によって「感情のコントロール」がうまくできなくなることで起こることがあるそうです。
特に感情を司る「前頭前野」の機能が低下すると、「感情のコントロール」がうまくいかなくなるようですね。
脳機能の低下によって、
「怒りの感情のコントロール」
もうまくいかなくなると怒りやすくなるという流れかと思われます。
また、別の観点ですと人間の感情には「一次感情」と「二次感情」があります。
「一次感情」→「不安」「悲しい」「さみしい」など
「二次感情」→「怒り」など
「一次感情」がたまりにたまって「二次感情」に移行するイメージですね。
こう考えると、普段から「不安」や「さみしい」といった「一次感情」がたまっている人ほど、「二次感情」である「怒り」につながりやすくなるため、「怒りやすくなる」と言えます。
これが「不安」から始まる負の循環ですね。
一人暮らしの高齢者の方などはこうしたメンタル面からの負の連鎖もケアできると良いのではないかと感じる次第です。
予防法としましては、、
・筋力トレーニングを習慣的に行う
・多くのコミュニティに所属する
・よく話す、よく笑う
などなどですね。
参考になっていれば幸いです。