こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
※過去のブログ(2897記事)はこちらからご覧ください
5月13日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.328」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「なぞの痛みに長い期間悩まされています。病院に行っても”とりあえず痛み止めと湿布”を処方されるだけで、詳しい原因はわからないと言われました。痛みの原因を特定するためにはどういった方法があるのでしょうか?」
なぞの痛み、なかなか取れない痛みが長い期間続くと相当つらいことと思います。
さらに、病院に行ってもわからないとなると絶望的になってしまい、精神的にもつらいですね。
基本的に、痛みの原因を特定するためには以下の3つの視点が必要だと考えています。
①鳥の目
②虫の目
③魚の目
①鳥の目は、少し離れた場所から全体を客観的に見る目のことを言います。
②虫の目は、物事を深く掘り下げて細部まで見る目のことを言います。
③魚の目は、流れの中で物事を捉える目のことを言います。
「肩こり」を例に挙げると、、
①鳥の目 → 肩甲骨の位置、首の位置、鎖骨の位置など
②虫の目 → 僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋など
③魚の目 → 腕をあげる際の代償動作(肩甲骨の挙上)、足関節の背屈制限によるアライメントの乱れ(フォワードヘッド)、腕をあげる際に鎖骨が連動しているか、など
といった感じで見るポイントが決まってきます。
これらを総合的に判断して、痛みの原因の「仮説」を立てます。
この「仮説」をもとに改善方法を実施し、改善されればOK、改善されなければ別の仮説を立てなおす、ということを繰り返すことでようやく痛みの原因が見えてきます。
トライ&エラーを繰り返すことでようやくわかるわけですね。
なので、なかなか取れない痛みでお悩みの場合、上記のようなことをしっかりと向き合ってやってくれるところで見てもらうことをお勧め致します。
自分で痛みの原因を特定するのは容易ではありませんので、間違った判断をしないためにもセカンドオピニオンを検討してみましょう。
参考になっていれば幸いです。