″〇〇→ストレス“の仕組みを考える!?

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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5月18日(木)のテーマは「″〇〇→ストレス“の仕組みを考える!?」です。

今週はストレスに関する記事をあれやこれやと記しています。

例の如く、今日もストレスについて記していくのですが、多くの方が間違った解釈をされていることの一つとして、

「ストレスが大きいから痛みも感じやすい」

と捉えてしまっているということがあります。

何となくイライラしている時は、些細なことにも気になってしまい、ちょっとした痛みでも気になってしまいがちです。

なので、「ストレス→痛み」と感じてしまいやすいということですね。

しかし、本来の人間の身体の仕組みを考えると、「ストレス→痛み」ではなく「痛み→ストレス」であることがわかります。

「ストレスが大きいから痛みを感じやすい」のではなく「痛みがあるからストレスを感じる」のです。

これは「ストレスホルモンの仕組み」から説明がつきます。

「ストレス」を感じた際に人間の身体の中では、、

→アドレナリン、コルチゾール、ACTH、などのストレスホルモンが分泌される

→アドレナリン、ACTH、が心拍数を上げて外敵からの攻撃に瞬時に反応できるようにする

→コルチゾールが過度の炎症反応で身体が動かなくなるのを防ぐ

などの反応が起きます。

つまり、ストレスを感じた際に身体は攻撃態勢に入り、ちょっとの痛みや違和感は気にならなくなるように反応するのです。

そうすることで外敵からの攻撃に瞬時に反応したり、反撃に徹したりできるということですね。

ここでわかることは、

「本当にストレスを受けている最中は痛みを感じにくい」

ということです。

そして、ストレスが収まり上記ホルモンの分泌が止まった後に、

「なんか痛い、、」

となり、それがちょっとしたイライラという形でストレスになるわけですね。

これが「痛み→ストレス」の仕組みです。

まずは痛みの原因をしっかりと見極めて対策を講じるところから始めて行きたいですね(^^)