こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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5月27日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.330」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「最近、睡眠が浅く寝起きが悪くなっているように感じます。朝スッキリ目を覚ますために有効な睡眠時間などはありますか?」
この時期は寒暖差の影響で睡眠が浅くなり、目覚めが悪い方は増えます。
睡眠時間を見る際に、基準となるのが”90分サイクル”です。
この”90分サイクル”は「”レム睡眠”と”ノンレム睡眠”がワンセットで90分」というところから来ています。
「レム睡眠」は脳の整理、「ノンレム睡眠」は身体を休める時間と言われています。
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の比率は「1:2」みたいなので、ざっくり「30分:60分」です。
順番的にはまず「ノンレム睡眠」で深い眠りに入ります。
この時「目の動き」は止まっているそうです。
なので、寝ている人の閉じている目をよく見て、まぶた越しに目が動いていると「レム睡眠」、目が動いていなければ「ノンレム睡眠」ということですね。(完全に目が閉じているとわかりにくいですが、少し目が開いている場合はわかりやすい)
そこから約60分後に「レム睡眠」へと徐々に移行し、30分ほど浅い眠り(レム睡眠)をした後、また「ノンレム睡眠」に入っていくという流れです。
この”90分サイクル”を繰り返しながら寝ているということですね。
睡眠の深さを棒グラフで見た図によると、第1サイクル(90分)と第2サイクル(180分)でかなり深いノンレム睡眠(レベル4)が起こり、第3サイクル(270分)になるとレベル3まで下がります。
そして第4サイクル(360分)になるとレベル2になりその後はレベル2で一定になります。
なので、寝始めの最初の3時間(180分)が超重要ということですね。
寝ている人を起こす際は「レム睡眠」の時に起こしてあげるとすんなり目が覚めたりします。
ご自身で睡眠時間を設定する際も90分単位でみて、レム睡眠の時に目が覚めるように目覚ましをセットするなどしてあげると良いと思います。
睡眠はまだまだ奥が深く、未解明の部分も多いところが面白いと思います。
参考になっていれば幸いです。