慢性的な肩こりの原因を運動連鎖から考える!?

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
※過去のブログ(2897記事)はこちらからご覧ください

6月27日(火)のテーマは「慢性的な肩こりの原因を運動連鎖から考える!?」です。

より良い未来の仕入れウィークも早いもので中間地点までやって参りました(^^)

どんどん新たな知識と見方、考え方をインプット出来ていますので、皆様にご提供できる日が楽しみですね。

さて、そんな今日は「運動連鎖の一例」について記していきます。

こちらは慢性的な肩こりでお悩みの方の例です。

その方の場合、いわゆる「肩こり」の時に起こる僧帽筋上部の筋硬縮が顕著でした。

お身体を拝見すると、鎖骨が上がっています。

しかし、肋骨は下がっており、骨盤が過度に前傾しています。

そして、股関節が過度に内旋優位になっていました。

この場合、どのような運動連鎖が起こっているかというと、、

→股関節が内旋優位になる(割座など)

→骨盤が前傾方向に誘導される

→腹直筋が下に引っ張られ、肋骨が下がる

→肋骨が下がることによって、猫背になる

→猫背になることによって、胸郭が圧迫され呼吸が浅くなる

→取り込む空気を増やすために、鎖骨を上げて肺を広げようとする

→鎖骨を上げる際に、僧帽筋上部が収縮する

→肩こりの発生

という流れです。

こうなると「肩こり」の大元の原因は「股関節の内旋優位(割座のしすぎ)」になります。

「肩こり」だからと言ってそこだけにアプローチをしても本当の原因は改善しないということですね。

今回の学びウィークではこうした視点をたくさん学んでいます。

より良いご提案が出来るよう残りの4日もしっかり学んできたいと思います(^^)