肩こりの根本原因を”運動連鎖”で考える!?

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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8月18日(金)のテーマは「肩こりの根本原因を”運動連鎖”で考える!?」です。

今週は「肩」について連続的に記してきました。

・”肩周辺の違和感”の意外な原因
・”上腕コントロール”の簡易的なチェック方法
・”肩こり”は〇〇の筋肉痛!?
・”木を見て森を見ず“にならない視点が重要!?

などなどを記してきました。

最終日の今日は「運動連鎖」について記していきます。

肩こりなどの症状はその部位意外の影響を大きく受けています。

こうした原因を見極める際に大事なのが、

「運動連鎖で考える」

ことです。

意外な肩こりの原因となる運動連鎖の一例をご紹介しますと、

→股関節が内旋優位になる(割座のしすぎなど)

→骨盤が前傾方向に誘導される

→腹直筋が下に引っ張られ、肋骨が下がる

→肋骨が下がることによって、猫背になる

→猫背になることによって、胸郭が圧迫され呼吸が浅くなる

→取り込む空気を増やすために、鎖骨を上げて肺を広げようとする

→鎖骨を上げる際に、肩甲挙筋や僧帽筋上部が収縮する

→肩こりの発生

という流れです。

こうなると「肩こり」の大元の原因は「股関節の内旋優位(割座のしすぎなど)」になります。

負の連鎖が下からどんどん上がってくる事で、最終的に「肩こり」という形で表面化した例ですね。

「肩こり」だからと言って、肩周りだけを一生懸命施術したりトレーニングしても根本の原因は改善しないということです。

昨日も記しましたが、

「木を見て森を見ず」

にならないように気をつけて行きたいですね。