こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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9月1日(金)のテーマは「卵を美味しく摂るための豆知識」です。
今週もさまざまな角度から「栄養」について連続的に記してきました。
・身体は”新陳代謝“で毎日生まれ変わる!?
・″今の身体”が動かないと意味はない!?
・本当の意味での”糖質制限”とは!?
・”脂質“の役割と選び方
などなどを記してきました。
最終日の今日は「卵」について記していきます。
卵は言わずと知れた”完全栄養”の食品で、食物繊維とビタミンC以外すべての栄養素を含んでいると言われています。
熱を通して食べる分にはOKなのですが、生で卵を食べる場合は少し注意が必要です。
それは、、
卵の白身を”生”で食べると、ビオチン(ビタミンB群の一種、ビタミンB7)の吸収を妨げてしまうから
です。
卵の白身には「アビジン」という成分が含まれています。
この「アビジン」が「ビオチン」と結合すると、「ビオチン」が体内に吸収されずにそのまま体外へ排出されてしまいます。
なので、卵の白身を生で摂ってしまうと「ビオチン」が吸収されず、ビタミンB7不足になってしまう可能性があるということですね。
「ビオチン」の働きは以下です。
・コラーゲンの生成促進
・糖質、タンパク質、脂質、などの代謝促進作用
などなど、欠乏してしまっては困る栄養素です。
ちなみに卵の白身に「アビジン」が含まれているのですが、卵の黄身に「ビオチン」が含まれています。
なので、かき混ぜてしまうと「アビジン」と「ビオチン」が結合してしまい、加熱しても「ビオチン」の吸収率は低くなってしまうそうです。
卵からも「ビオチン」を摂りたい場合は、かき混ぜない調理方法の「目玉焼き」や「茹で卵」が有効ということですね。。
卵を健康的に摂るための3か条が以下です。
①生卵を食べる際は、白身は食べず、黄身のみを食べるべし!
②加熱すると「アビジン」の働きが失われるため、白身を食べる際は加熱するべし!
③卵をかき混ぜてからの調理だと、卵からの「ビオチン」の吸収率が落ちるため、他の食品で「ビオチン」を補うか目玉焼きやゆで卵にするべし!
せっかくの「完全栄養食品」ですので、健康にも美味しくいただきたいですね(^^)