”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.344

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
※過去のブログ(2897記事)はこちらからご覧ください

9月2日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.344」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「年齢を重ねるごとに少しずつアンチエイジングを意識するようになってきました。老化に対しての対応法としてはどんなことが有効なのでしょうか?」

アンチエイジングが気になる方は多いと思います。

人は必ず「老化」します。

この「老化」がなぜ起こるのかというと、以下の3つの要素が関係しています。

①酸化

②たんぱく質の糖化

③ホルモン分泌の減少

①酸化は、酸素を吸っていることにより起こります。

なので、普通に生きているだけで起こる生理現象とも言えますね。

体内に取り込まれた酸素の約2%が”活性酸素”となり、この”活性酸素”が細胞の脂質などに傷をつけ、老化が進むという流れです。

体内に取り込まれる酸素以外にも、、

・ストレス

・紫外線

・タバコや過度の飲酒

なども活性酸素を増やす原因となります。

②たんぱく質の糖化は、いわゆるAGEのことです。

AGEとは、たんぱく質と糖が加熱されてできる物質のことで、これによりたんぱく質自体が変化して身体の機能を低下させてしまうのです。

代表的なのは、肌のコラーゲンの変化と、脳にあるたんぱく質の変化です。

コラーゲンはたんぱく質で出来ているため、AGE化することによって弾力がなくなり、しわやたるみの原因になります。

脳にあるたんぱく質がAGE化するともっと深刻で、一部がβアミロイドーシスに変化し、脳細胞を死滅させると言われています。

③ホルモン分泌の減少は、睡眠の質の低下によって起こるとされています。

成長ホルモンや男性ホルモン、DHEAなど、若さを保つためのホルモンの分泌が減り老化につながるということですね。

それぞれの予防法についてまとめますと、、

①酸化
→呼吸数が増えるような運動を控える
→抗酸化物質を摂る
→UV対策、禁煙、過度な飲酒を控える

②たんぱく質の糖化
→血糖値が高い状態を維持しない
→AGEを摂取しない(こげなど)
→糖質の多い食事を控える

③ホルモン分泌の減少
→質の良い睡眠をとる

などなどです。

「痛み・疲労の少ない身体作り」と通ずる部分も多いと思いますので気になる方はできることから実施していきましょう。

参考になっていれば幸いです。