こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
※過去のブログ(2897記事)はこちらからご覧ください
9月16日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.346」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「腰が痛いのですが、これは腹筋が弱いから痛いのでしょうか? それとも背筋が弱いから痛いのでしょうか?」
腰が痛い方は多くいらっしゃいますので、原因はさまざまです。
腰痛には「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」の2種類があります。
「特異的腰痛」とは、、
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・脊椎圧迫骨折
・脊椎腫瘍
・腹部大動脈瘤
・解離性大動脈瘤
などで腰痛全体の約15%程度と言われています。
その他の約85%の腰痛は「非特異的腰痛」と呼ばれ、原因が特定されていない腰痛です。
なので、多くの場合は原因が特定されていないということです。
これを踏まえた上で、「痛み」が発生した際に、、
「~の筋肉が弱いから痛くなった」
とか、
「~筋を鍛えれば痛くなくなるかもしれない」
という考えをする方は意外と多いです。
よくあるのがご質問者様のように「腰が痛い」から腹筋もしくは背筋を鍛えましょう!というやつですね。
当然、「筋力」は重要ですが、その前にもっと重要な観点があります。
それは、、
「機能的に動いているかどうか」
です。
「機能的」に身体を動かすために必要なのが、、
・筋肉の柔軟性
・関節の正常な可動域
・骨格が定位置にある
・運動連鎖が適正に行われている
などなどです。
これらが先でそのあとに「筋力」や「筋持久力」がありますので、まずは上記の改善を進めていけると良いと思います。
参考になっていれば幸いです。