こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
※過去のブログ(2897記事)はこちらからご覧ください
11月25日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.356」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「虫歯になってしまい、歯医者で治療を始めたのですが、治療後から首肩のハリがキツくなったように感じます。治療部位をかばって変な噛み方をしているからだと思うのですが、そもそも虫歯にならないための予防法はありますか?」
昨日にも記しましたが、歯のケアは見落としがちな方が多いと思います。
ご質問者様のように虫歯になって初めて「ちゃんとしておけば良かった、、」となる方がほとんどですので、この機会に歯のケア方法を見直していけると良いですね。
日本と世界では「歯磨き」について大きな違いがあると言われています。
世界の12歳児の虫歯の本数を比べたデータによると、、
日本 → 2.4本
アメリカ → 1.4本
ニュージーランド → 1.5本
オーストラリア → 1.1本
フィンランド → 1.1本
スウェーデン → 1本
なんと、日本はワースト1位です。
世界の子供たちはよっぽど”歯みがき”をちゃんとしているんだな~と思いがちですが、実はそうではありません。
一日一回以上の歯みがきをする子供の割合を見るデータでは、、
日本 → 92%
スウェーデン → 83%
フィンランド → 34%
といった感じで、日本の子供たちは諸外国の子供たちに比べて、まじめに一番歯みがきをしています。
では、なんで日本の子供たちの虫歯が多いかというと、、
「歯みがきの習慣の違い」
が大きく関わっていると言われています。
日本の場合は「食後に歯みがきをしましょう」と言われていますが、世界的には「食後は歯みがきはしない」のが常識です。
食後は歯みがきをせず、デンタルフロス等で歯の間などの掃除のみを行い、
「寝る前と起床後にしっかりと歯を磨く」
というのが、世界的な歯みがきのタイミングの常識です。
これには以下の理由があります。
・食後は口腔内が酸性化しており、歯のエナメル質がもろくなっているから
・食後に出る唾液を洗い流さない方が良いから
などなどです。
要は、食後にすぐ歯磨きするのは歯に良くないということですね。
虫歯になる原因は寝ている時の口内環境にありますので、世界の人々はここをしっかりと良い状態にすることで、虫歯を含む歯周病を防いでいるということだと思います。
昨日も記しましたが「歯のケア」習慣として、
「食後30分くらいは歯磨きをしない(デンタルフロスなどで歯間の汚れをとるのみ)」
「寝る前と起床後にデンタルフロス等を活用しながらしっかりと歯磨きをする」
上記のことを徹底しつつ、痛み等がなくても3ヶ月〜半年に一回は歯医者さんに通うことを基本習慣としておくことが1番の予防法だと思います。
参考になっていれば幸いです。