こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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12月2日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.357」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「寒くなったと同時にお尻〜足にかけて違和感が出始めました。寒さとの関係性はあるのでしょうか?」
寒い時期になるとお尻〜足にかけてしびれや違和感が増す方が非常に増えます。
理由は以下です。
・気温の低下によって血管が収縮するため
・身体が縮こまることによって筋肉がかたくなりやすいため
などです。
気温の低下によって血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉がかたくなりやすくなるのはなんとなく体感として理解しやすいと思います。
一方で、身体が縮こまることによって筋肉がかたくなるのは「シバリング」が関係しています。
「シバリング」とは、、
身震いで発熱させて体温を上げる生理現象のこと
です。
寒いと体温が下がります。
下がった体温を上げるために、脳から筋肉に指令がいき、筋肉が小刻みに収縮を始めます。
これによって熱が生み出され、体温の低下を防いでくれているわけですね。
いわゆる貧乏ゆすりや寒さでの身震いなどが当てはまりますが、寒さで肩をすくむ動きも広い意味ではシバリングに付随する反応と言えます。
これらの季節要因がプラスされると、普段から姿勢や筋バランスの偏りがある方は症状が出やすくなります。
「急にしびれが出た」というよりは、
「元々負担がかかっていた箇所が季節要因によって症状が出るレベルまで悪化した」
という感じですね。
寒い時期はいつも以上に身体を柔らかくするためのことを意識的に取り組んでいけると良いと思います。
参考になっていれば幸いです。