こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
※過去のブログ(2897記事)はこちらからご覧ください
2月17日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.368」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「暖かい時期に向けて今から減量目的でランニングやウォーキングなどの有酸素運動を始めました。これらの運動を続けていく上での注意点などはありますか?」
大分暖かくなってきましたので、少しずつ薄着になる機会を考えてのシェイプアップを考え始める時期ですね。
なんとなく「走る=痩せる」のイメージがありますが、注意点としては、主に2つです。
①膝などへの負担増による痛みの発生
②酸素を取り込む量の増加による酸化
などです。
ランナーの方には耳の痛い事実として、、
「ランナーの約70%は何らかの傷害・痛みを抱えている」
ということがあります。
これは、「走る」ということを「長時間」行うことによって、、
・膝を代表とする各種関節に多くの負担がかかる
・足に傷害が起こることが多いため、その影響が全身に及ぶことがある
・酸素を多く取り込むため体内の酸化が早まる
などなどによって起こるとされています。
なので、「ランニング」=「健康」とはちょっと言い難いということですね。
これは「酸化(老化)」の観点からも言えることです。
・哺乳類の一生の心拍数は「約20億回」
・呼吸数が「心拍数÷4= 約5億回」
と言われていますので、長生きするためには、、
「心拍数を上げすぎないこと」
「呼吸数を増やしすぎないこと」
が重要ということになります。
長時間のランニングによって呼吸数が増えると体内に取り込む酸素の量も増えてしまうため、酸化(老化)も進んでしまうということですね。
これを防ぐためには、、
・短時間の高強度の有酸素運動(HIITなど)
・心拍数や呼吸数が急増しないウォーキング
などへの代替が有効です。
「ランニング」も良いですが、「健康」の観点から見ると、上記への代替えも検討できると良いかもしれません。
参考になっていれば幸いです。