こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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3月23日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.373」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「年齢を重ねるごとに脂っこいものがつらくなったり、食べ物の好みが変わったりしています。これには何か理由があるのでしょうか?」
年齢を重ねるごとに身体が変化することは万物共通であることだと思います。
人間の場合、「酵素」の働きを理解するとわかりやすいと思います。
「酵素」には、、
①体内で合成される酵素(代謝酵素と消化酵素)
②食物酵素(食物に含まれる酵素)
があり、「消化酵素」は消化のための酵素で、私たちが毎日食べるご飯や野菜などの食べ物を消化分解し、吸収するための酵素です。
代表的なものとして、、
・アミラーゼ : でんぷんをブドウ糖に分解
・プロテアーゼ : たんぱく質をアミノ酸に分解
・リパーゼ : 脂肪を脂肪酸に分解
などがあります。
「代謝酵素」は新陳代謝を高めたり、有害物質の除去、免疫力を高め自然治癒力をあげるための酵素です。
そして最後の「食物酵素」は生の食べ物(野菜、果物、生の肉・魚など)や発酵食品(みそ、納豆、ぬか漬けなど)に多く含まれ、消化酵素をサポートする役割を担っています。
このうち「体内酵素」に関しては年齢を重ねるごとに絶対数が減少していくといわれています。
それによって年齢を重ねるごとに脂っこいものが苦手になってきたり、食べ物の好みが変わったりしてくるわけですね。
わかりやすく生まれたときの酵素の量を100とすると、年を重ねるごとに1ずつ減っていくようなイメージです。
20歳のときには80、50歳のときには50になっていると言うイメージですね。
そう考えると年齢を重ねるごとに粗食(消化酵素の役割を減らして、代謝酵素とのバランスをとること)になっていくことはごくごく自然ということです。
参考になっていれば幸いです。