”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.386

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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6月22日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.386」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「最近、眠りが浅いのか寝起きがつらく感じます。二度寝してしまうこともしばしば。。スッキリと目が覚める方法はありますか?」

寝起きがつらく感じる方は多いと思います。

これは寝起き時のストレスとコルチゾールが関係しています。

コルチゾールはストレスに対抗するホルモンです。

コルチゾールの分泌は、起床時にピークを迎え、起床後は徐々に減っていきます。

起床後すぐに行動をすると、コルチゾールが身体にいきわたっていない状態で身体を動かしていることになるため、些細のことでもストレスに感じやすくなりつらく感じます。

寝起きに機嫌の悪い理由はコルチゾールだったんですね。。笑

なので、10分程度の二度寝はコルチゾールを行き渡らせる意味では有効になります。

”二度寝”の良い所は以下です。

・コルチゾールを身体全体にいきわたらせることが出来る

・二度寝はレム睡眠(浅い睡眠)なので、周囲の刺激が心地よく感じやすく多幸感がある

などなどです。

起床後に10分程度の”二度寝”をとったり、少しボーっとする時間を作ることで全身にコルチゾールをいきわたらすことがストレス対策になるということですね。

また”レム睡眠時”は外部の刺激(音や光、においなど)がぼんやり感じられる状態なので、通常時より気持ちよく感じやすいようです。

これにより「多幸感」も得られるということですので、そこまで悪いものではないと言う認識で良いと思います。

反対に”二度寝”の悪い所は以下です。

・”二度寝”を30分以上とってしまうと、疲労感が増す

・寝坊などのリスクがある

などなどです。

上記の「良い所」を残し、「悪い所」を排除すれば「良い二度寝」になるので、まとめますと、、

・”二度寝”は起床後10分程度にし、それ以上はとらない

・三度寝、四度寝などは行わない

・睡眠不足では”二度寝”の効果はないので、適切な時間の睡眠をとった上で行う

といった感じだと思います。

寝起きのつらい場合は、起きなければいけない時間の10分前にアラームをセットして、”二度寝”という名の”コルチゾールタイム”を作ってあげるようにすると良いかも知れません。

参考になっていれば幸いです。