こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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7月16日(火)のテーマは「筋肉量をなるべく減らさずに痩せることの重要性とは!?」です。
昨日は「肥満」について記しました。
・肥満は過去10年間でじわじわと増加している
と言った内容を記したかと思います。
ダイエットをすると必ずぶち当たる壁として、
「体重が落ちにくくなる」
ということがあります。
「5キロ痩せたいのに3キロ痩せたところで止まる」
といった感じですね。
これは基礎代謝の減少によって消費カロリーが減ることで起こります。
部位別の一日当たりのカロリー消費は以下です。
・心臓 : 440kcal (1kgあたり)
・腎臓 : 440kcal (1kgあたり)
・肝臓 : 200kcal (1kgあたり)
・脳 : 240kcal (1kgあたり)
・筋肉 : 13.2kcal (1kgあたり)
・脂肪 : 4.4kcal (1kgあたり)
わかりやすいのが、筋肉と脂肪の増減で消費カロリーの増減を見る方法です。
例えば、筋肉量が1kg減って、脂肪が2kg減ったとします。
そうなると差し引き体重は3kg減ったことになりますね。
この場合、筋肉が減ったことによって13.2kcal基礎代謝が減り、脂肪が減ったことによって4.4×2=8.8kcal基礎代謝が減ったことになります。
そうなると「13.2+8.8 = -22kcal」基礎代謝が減ったことになります。
「体重が減るとその分消費カロリーも減る」というごくごく当たり前のことが起こっているということですね。
そして、脂肪が減るよりも筋肉が減る方が3倍も代謝が落ちてしまうということです。
こう考えると筋肉量を落として痩せることは痩せにくくなる原因となることがわかると思います(^^)