こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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7月27日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.391」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「人間関係のストレスに悩まされています。イラっとする記憶ばかりが蘇ってしまいストレスで体調を崩しやすくなってしまいました。何か良い対策はありますか?」
「イラッとした記憶」や「嫌な記憶」はなぜか良く覚えていますよね。
それは、エピソード記憶や反復記憶といった「長期記憶」になりやすいからだと言われています。
エピソード記憶とは、
ストーリーに沿って、覚えられる記憶のこと。
です。
なので、嫌なことが起こった一連の流れを覚えています。
そしてその時の感情が強いと、その感情と結びつき、実に鮮明に思い出してしまうのです。
これは本当に厄介です。
一度思い出すとストーリーの最後まで思い出さないとすっきりしないので、どんどん記憶が強化されてしまうからです。
もう一つの「反復記憶」はその名の通り、反復することで記憶が固定化してしまう記憶です。
漢字や英単語を覚えるときなどは良いのですが、納得の行かない嫌なことは、何度も何度も思い出してしまうので、これまた記憶が強化されてしまうのです。
こうした記憶はいつまでも覚えていてもいいことはないので、しっかりと忘れる方が得策です。
「嫌な記憶を消す方法」は以下です。
・夢中になれることをする
→何かに夢中になっているときは嫌なことは忘れられます。
・リズミカルな運動をする
→ウォーキングやダンスなどリズミカルな運動をしているときは嫌なことを忘れられます。
※ガムをかむことも広い意味でのリズミカルな運動と言えます。
・嫌な記憶を思い出し始めたら、断ち切る一言を決めておく
→嫌な記憶が出てきたら、「ま、いっか」や「どーでもいーや」など断ち切る一言を口に出して言うことでエピソード記憶にしない
※大前研一さんは「死ねっ」というそうです笑
・嫌な記憶を思い出し始めたら、好きな曲を頭の中でガンガン流す
→できれば声に出して歌うとなお効果あり
・新しい記憶をどんどん入れる
→新しい記憶にどんどんと置き換える。
などなどですね。
嫌な記憶は最後まで思い出さずに、途中で断ち切る、反復しない、が原則です。
そのうえで新しい楽しい記憶をどんどん入れていくのがベストですね。
ストレスの大半は「人」が持ってきます。
付き合う人、関係を持つ人、は慎重に選ぶべきだと思います。
少なくとも、嫌な記憶を量産されてしまうような人とはさっさと縁を切りましょう!
それがストレス対策の一番の方法だと思います。
参考になっていれば幸いです。