”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.398

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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9月14日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.398」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「ストレスに弱く、ストレスを感じるとすぐに体調を崩してしまいます。何かストレスに強くなる方法はありますか?」

ストレス対策は多くの方に必要不可欠なものだと思います。

全てのストレスをNGとするのではなく、良いストレスと悪いストレスに分けて考える必要があります。

この時にわかりやすいのが時間です。

短期的なストレスは身体への悪影響は少なく、反対に長期的なストレスは悪影響が多くなります。

なので、基本的にはなるべく早めにストレスから脱することが大事と言うことですね。

この時に有効な考え方として「リアプレイザル」と言うものがあります。

「リアプレイザル」とは、、

ストレス反応をポジティブに変換する方法

です。

これによってストレスに対する抵抗力をつけていこうということなのですが、間違った解釈をしやすいところが難点です。

ストレス反応を無理やりポジティブに変換するとなると、いわゆる「作り笑顔」とか「やせ我慢」のようなイメージを持つ方が多いと思います。

実際はそうではなく、ストレス反応を「興奮」に変換するというイメージが当てはまります。

原始時代の人は外敵に襲われそうになった際に「ストレス反応」で素早い対処をする準備をします。

アドレナリンやACTH、コルチゾールを分泌させて準備をするわけですね。

しかし、この反応は別の場面で人間が獲物を見つけて捉えようとしている際にも同じように起こります。

つまり、外敵に襲われそうになった際の「ストレス反応」と、獲物を捕らえる際の「興奮状態」は身体の中では同様の反応が起こっているということです。

そして、その反応の最終的な判断を脳が行い「ストレス」なのか「興奮」なのかを決めているという流れです。

なので、「リアプレイザル」を用いて最終的な脳の判断を「ストレス」ではなく「興奮」に変えてしまうことで、ストレスホルモンの分泌の理由を「ストレス」ではなく「興奮」だったことにしてしまおうということですね。

ストレスを感じる事案を「興奮」に変換してなるべく早めに解決すること、これを繰り返すことでストレスに強くなると考えられます。

参考になっていれば幸いです。