こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
※過去のブログ(2897記事)はこちらからご覧ください
11月16日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.407」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「寒くなると突然死が増えると聞きました。なぜ暖かい季節よりも寒い季節の方が増えるのでしょうか?」
寒い時期になると突然死が増えるのは有名な話です。
特に心臓に何らかの異常が起こり、死に至る、「心臓突然死」が増えます。
なんと年間で約7万人が「心臓突然死」で亡くなっていると言われており、一日に約200人の計算になります。
「心臓突然死」が多いタイミングは、冬場の入浴時や激しい運動時です。
寒くなる時期に多くなる理由は、、
「気温低下」 → 「血管収縮」 → 「血圧上昇」 → 「血管系の疾患増」
の負のスパイラルが起きやすいからです。
冬場の入浴時に起こりやすくなる「心臓突然死」のことを「ヒートショック」と言います。
「ヒートショック」とは、、
急激な温度変化により血圧が変動し、意識を失ったり、心筋梗塞・脳梗塞などを起こすこと
です。
「ヒートショック」の主な原因は、
・脱衣所の気温が低いことによる血圧上昇
・湯船につかることで急激な血圧降下
この2段階で起こります。
症状としては、失神や心筋梗塞、不整脈、脳梗塞などで、入浴時に急激な血圧低下により失神し、溺れて死亡するケースがあるそうです。
この「ヒートショック」を予防するには、、
・浴室、脱衣所を温める
→暖房の導入
→シャワーを使ってお湯をためる(浴室を温める効果あり)
・食事直後、飲酒後の入浴を控える
→食事後1時間以上あけてから入浴する
・湯船の温度は41℃以下
などなどが有効なのだそうです。
少しずつ寒さが増してきていますので、しっかりと予防をしていきたいですね。
参考になっていれば幸いです。