”メンタルと痛み”について

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

4月7日(月)のテーマは「”メンタルと痛み”について」です。

桜がようやく満開になりましたね(^^)

三寒四温の四温のターンに入っていますので、このチャンスを逃さずに花見を楽しみたいところです。

さて、そんな今日は「メンタル」について記していきます。

春先は「メンタル」の不調を訴える方が増えます。

「メンタル」が明らかに不調な方は「痛み」もとれにくい傾向があります。

これは「痛みの認知行動療法」から見ていくと理解度が高まります。

「痛みの認知行動療法」は以下です。

①全か無かの思考:物事を白か黒かと極端に捉える

②一般化のしすぎ:少数の事実を取り上げて、全てのことが同様の結果になるだろうと結論づける

③心のフィルター:悪い部分の情報だけ取り入れる

④マイナス化思考:「今日はたまたま良かっただけ」と、良い情報をマイナス化する

⑤結論の飛躍

a:心の読み過ぎ  メールをしたのに返信がない。「嫌われてしまったんだ」と、相手が自分のことを悪く考えていると決めつける

b:先読みの誤り  「歩いたら腰が痛くなるかもしれない」と否定的な予測を立てるため、意識が過剰に腰へ集中し、痛みの増悪を招く

⑥拡大解釈と過小評価:失敗の重要性を大げさに捉えたり、自分の長所や成功の価値については不適切に低く見積もる

⑦感情的決めつけ:否定的な感情によって現実を決めてしまう

⑧すべき思考:「べき」を自分に向けると罪悪感を抱き、他人に向けると怒りを抱く

⑨レッテル貼り:極端に抽象化して、全否定する

⑩個人化と責任のおしつけ:過剰に自己責任を意識したり、他人に責任を押しつける

といった10の項目から当てはまるものが多い方ほど「痛みの出やすい、取れにくい考え方」ということになります。

この中にある、、

「③心のフィルター:悪い部分の情報だけ取り入れる」

「④マイナス化思考:”今日はたまたま良かっただけ”と、良い情報をマイナス化する」

「⑦感情的決めつけ:否定的な感情によって現実を決めてしまう」

「⑨レッテル貼り:極端に抽象化して、全否定する」

などなどがメンタルを不調になると当てはまりやすくなるため、メンタルの状態で痛みが出やすさが変わってくるということですね。

メンタルに不調をきたしている方は、今一度チェックして改善行動を徹底していきましょう(^^)