”痛みを知る”ことが痛みを遠ざける第一歩!?

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
※過去のブログ(2897記事)はこちらからご覧ください

2月14日(火)のテーマは「”痛みを知る”ことが痛みを遠ざける第一歩!?」です。

先日は「痛みの分類」について記しました。

簡易的に復習しますと、、

・痛みには「急性痛」と「慢性痛」がある

・「急性痛」は損傷を伴う痛み

・「慢性痛」はポリモーダル受容器の異常興奮によって起こる痛み

・この時期には「急性痛」が増えるので気を付けたい

といったところまで記したかと思います。

今日はその続きです。

国際疼痛学会が発表している「痛みの定義」は以下です。

「実際に何らかの組織損傷が起こった時、あるいは組織損傷が起こりそうな時、あるいはそのような損傷の際に表現されるような、不快な感覚体験および情動体験」

なんだかよく分かりにくいですが、「損傷があり・なし」と「不快な感覚体験・情動体験」の4つに分類すると分かりやすくなります。

①損傷あり × 不快な感覚体験
→ケガや手術、出産などの痛みの感覚体験

②損傷なし × 不快な情動体験
→ケガや出産などの体験談
→ケガの目撃
→映画などの暴力シーンの視聴

③損傷あり × 不快な情動体験
→②の情動体験後に①ケガや手術などの感覚体験をした際に上乗せされる痛みの体験

④損傷なし × 不快な感覚体験
→慢性痛
→古傷がら痛むなどの体験

といった感じですね。

分かりにくい部分も分解して掘り下げていくと理解度が高まりますので、ご自身の痛みがどこに分類されるか確認してみましょう。