2月16日(木)のテーマは「”損傷”と”治療″と”対処”の関係を考える!?」です。
昨日は痛みの分類を確認して痛みを知ろう!という内容を記しました。
①損傷あり × 不快な感覚体験
②損傷なし × 不快な情動体験
③損傷あり × 不快な情動体験
④損傷なし × 不快な感覚体験
の四つの中で②③の体験が多いほど痛みを感じやすく、①④の体験がら多いほど痛みに強いという内容でした。
今日はこれを別の観点から見て行こうと思います。
損傷があるかないかによって「治療」の有無が変わってきます。
ざっくりと分けますと「急性痛」は損傷を伴うため「治療」が必要、「慢性痛」は損傷を伴わないため「治療」ではなく「対処」が必要という風に分けられます。
「治療」はお医者さんを代表とする治療の専門家の範疇ですが、「対処」は「治療以外」の幅広いサービスが対象となります。
損傷がある場合はまずは治療を、治療後にも取れない痛みはその他の対処が必要になるということですね。
それぞれの棲み分けが大事ということだと思います。