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「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」
健康まめ知識マガジン 2023年1月29日号
※「健康まめ知識マガジン」は毎週日曜日発行予定です。
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本マガジンは「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」をテーマに最新の健康まめ知識をお届けいたします(^^)
普段の健康習慣のブラッシュアップや痛み・疲労のお悩み解決の一助になれば幸いです。
是非お読みくださいm(__)m
■今回のテーマ■
【”体内の水分量”で体重は大きく変わる!?】
こんにちは。
ペインフリー代表の高橋です。
いや〜寒いですね(>_<)。。
風の有無で体感温度がだいぶ変わってきますが、今は耐える時期ですね。
ヒートショックなども増える時期ですので、お風呂上がりの温度差には特に気をつけたいところです。
さて、そんな今回は「体内の水分量と体重」について記して行きます。
「高血圧」で病院に診察に行くと「塩分を控えましょう」と言われます。
これは血圧と塩分(ナトリウム)、塩分(ナトリウム)とカリウムの関係性を見ていくと理解が深まります。
「ナトリウム」と「カリウム」は細胞内の水分調整を行っています。
細胞内の水分が不足すると、細胞外にいる「ナトリウム」が水分と共に細胞内に入り細胞内の水分を増やします。
逆に細胞内の水分が多くなると、細胞内にいる「カリウム」が「ナトリウム」と共に水分を細胞外に追い出し細胞内の水分量を減らします。
なので、、
①「ナトリウムの比率が高くなると細胞内の水分が増える = むくむ」
②「カリウムの比率が高くなると細胞内の水分が減る = 脱水」
という状態になります。
塩分を摂りすぎて細胞内の水分量が増えると、上記のように「むくみ」が起きます。
そうなると血管を圧迫し血流が滞るため血圧が上がってしまうわけですね。
そして、この細胞内での水分調節は体重にも影響します。
身体の約60%は水分と言われています。
わかりやすく体重100kgの方は体内の水分量が60kgあるということですね。
体重が重い方の方が減少する体重も多くなる理由がここにあります。
上記の例の場合、水分の割合が60%から50%に減っただけで10kg減りますので、減少幅は大きいですよね。
この体内の水分量を調整することで減量する方法が「水抜き減量法」と呼ばれるものです。
体内の水分を一時的に減らすことで筋肉や脂肪を落とさずに減量することが出来るため、多くの体重に制限のあるアスリートが採用している減量法です。
簡易的な「水抜き減量法」のやり方が以下です。
→ナトリウム(塩分)摂取をゼロにしてカリウムを多く摂取する
→サウナやランニングなどで大量に汗をかき体内の水分+ナトリウムを排出する
→これを2~3日継続して行う
体内のナトリウムを排出してカリウムを多く摂取することで効率的に体内の水分を排出することが出来ます。
これを行うに当たっての注意点は以下です。
・専門家の指導のもと行う
・体重の5%程度の減量が目安
・3日以上行わない
などです。
当たり前ですが、水分が戻れば体重も戻りますので決しておすすめできる減量法ではありません。
無理に体重を落とさないといけないアスリート以外は真似しないようにしましょう。
ただ、普段からむくみがちの方は塩分を控えてカリウムを多く摂るだけで水分量が調整されてその分痩せる可能性があります。
むくみがちの方や体重過多による痛みを取りたい方は試してみる価値ありかも知れませんね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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