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「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」
健康まめ知識マガジン 2023年8月6日号
※「健康まめ知識マガジン」は毎週日曜日発行予定です。
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本マガジンは「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」をテーマに最新の健康まめ知識をお届けいたします(^^)
普段の健康習慣のブラッシュアップや痛み・疲労のお悩み解決の一助になれば幸いです。
是非お読みくださいm(__)m
■今回のテーマ■
【”ひざの軟骨”は”○mm”しかない!?】
こんにちは。
ペインフリー代表の高橋です。
猛暑を超えて酷暑ですね。。(-_-;)
来週には雨が降り始めるようですので、そこで少し気温が下がると思われます。
慣れてきた頃が一番危険ですので、気を抜かずに熱中症対策を続けていきましょう(^^)
さて、そんな今回は「ひざの軟骨」について記していきます。
「ひざ」に限らず「関節」は骨と骨が接しているため、接している部分に必ず「軟骨」が存在します。
「軟骨」にもいろいろと種類がありますが、代表的なのが「硝子軟骨」というガラスのようにつるつるした軟骨です。
この「硝子軟骨」があるから骨と骨が接していても痛くないわけですね。
以前も記した通り「骨」には知覚神経がありますが、「軟骨」には知覚神経がありませんので、接しても痛くない(ノープロブレム)ということです。
わかりやすいところでいうと「ひざ関節」。
「ひざ関節の軟骨がすり減って痛みが、、」なんていう話を聞いたことがある方が多いと思います。
これの原因は大きく2つ考えられます。
①約4mmあると言われているひざの硝子軟骨が摩耗して、骨との距離が近くなることで起こるパターン
②ひざ関節の靱帯が正しく機能せずに関節に隙間ができることで硝子軟骨が割れたりかけたりすることで起こるパターン
ですね。
①と②はセットで起こることがほとんどです。
通常は②の原因で関節に隙間ができたり、ズレたりしない限り、約4mmの軟骨で一生を過ごすことができるそうです。
しかし、②の状態になってしまうと均等に軟骨がすり減らず、偏った負担がかかってしまうため一部分だけが過剰にすり減ったり割れたりかけたりしまい、「痛み」までつながってしまうということですね。
②の状態になってしまう原因はひざの靱帯損傷です。
損傷した際に適切な処置を取らないと②の状態になってしまいます。
ひざ周りの靱帯の損傷を甘く見ることなかれ!ということが良くわかりますね。
軟骨について知ることでひざ痛の理解がより深まる良い例だと思います。
この②の状態になった場合はRICE処置をして靱帯がくっつくまで固定することが必要になるのですが、問題は過去に②の状態になったことがあるかどうかです。
過去に②の状態になったことがある、もしくは今後②の状態になりやすいかを判断するためには、、
「大腿と下腿のねじれ」
を見ることが有効です。
多くの場合、ふとももの前の筋肉の負担が大きく、大腿は内側に向いている(内旋)・下腿は外側に向いている(外旋)ことが多いです。
簡易的なチェック法は以下です。
→仰向けで寝る
→膝のお皿の向きと足の第二趾の向きを確認する
→膝のお皿が内側、足の第二趾が外側を向いていたら「大腿内旋、下腿外旋」の可能性あり
という感じです。
その場合、ふとももの前の筋肉を緩めるためにふとももの後ろの筋肉の筋出力を高めたり、大腿を外旋するために中臀筋の筋出力を高めて筋トレを行ったり、下腿を内旋するために膝窩筋にアプローチしたりしていくと効果的です。
膝痛の原因はさまざまですので、その人の状態にあったアプローチをしてあげるようにしましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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