「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」 健康まめ知識マガジン 2024年8月11日号

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「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」
健康まめ知識マガジン 2024年8月11日号

※「健康まめ知識マガジン」は毎週日曜日発行予定です。
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本マガジンは「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」をテーマに最新の健康まめ知識をお届けいたします(^^)
普段の健康習慣のブラッシュアップや痛み・疲労のお悩み解決の一助になれば幸いです。
是非お読みくださいm(__)m


■今回のテーマ■

【石灰化の仕組みと予防法とは!?】

こんにちは。

スモールジム&整体painfree代表トレーナーの高橋です。

お盆休みに入って少しのんびり過ごされている方、むしろお盆で忙しく過ごされている方、さまざまだと思いますが良い意味でリフレッシュができる時間を作る事が出来ると良いですね(^^)

地震に台風など自然の脅威を感じることも多いですが、対策を怠らず恐れ過ぎずに過ごしたいところです。

さて、そんな今回は「石灰沈着性腱炎」について記していきます。

肩関節に石灰がたまる疾患として、、

「石灰沈着性腱炎」

というものがあります。

「石灰沈着性腱炎」は特に女性に多く発症する疾患です。

「なぜ石灰がたまるか?」についてはまだ完全に解明されていないものの、いくつかの有力な説があります。

その中で、一番納得性が高い説が「マグネシウム不足」と「リンの過剰摂取」です。

まず、石灰化するまでのプロセスの中で欠かせないのが「脱灰」です。

「脱灰」とは、、

「カルシウム不足を補うために骨からカルシウムを溶かし、血液を介して体内に送る」

ことです。

「マグネシウム」は「カルシウムの分布」をコントロールしていると言われています。

「カルシウム」は99%が骨や歯に分布され、残りの1%が軟組織に分布しています。

「カルシウム」と「マグネシウム」のバランスが崩れると、「カルシウム」の分布がおかしくなり、骨や歯から異常にカルシウムを出してしまったり、軟組織に多くのカルシウムが分布され、それが関節などにたまって石灰化してしまうという流れですね。

比率は「カルシウム2 : マグネシウム1」が理想とされています。

現代の食事ではカルシウム過多になっていることが多いため、マグネシウムを摂った方が上記のバランスが取りやすいと言われています。

もちろん、人によってはカルシウムを摂った方が良い方もいらっしゃいますので、あくまで全体的に見たときにマグネシウムを摂った方が良い場合が多いと認識しておくと良いと思います。

続いて「リンの過剰摂取」については体内の「酸性」「アルカリ性」のバランスと関係していると言われています。

「リン」は賞味期限を長くするためによく使用されます。

加工肉・ソーセージ・ハム・菓子パン・スナック菓子・コンビニ弁当、などなど、賞味期限を長くする必要がある食品には大体使用されています。

問題は「リン」を摂取することで体内が「酸性」になることです。

体内が「酸性」になるとこれを中和するために「カルシウム」が必要になります。

「リン」を大量に摂取してしまうと、体内にあるカルシウムでは中和するのが難しくなり、結果として「脱灰」によって骨から補う必要に迫られるということですね。

そして、脱灰によって血液内に入った「カルシウム」が関節内でたまり「石灰化」するという流れです。

まずは「マグネシウム不足」を補い、「リン」の摂取を控えることからはじめてみると予防になりますので、気になる方は実行していきましょう(^^)

最後までお読み頂きありがとうございました。


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