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「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」
健康まめ知識マガジン 2024年9月1日号
※「健康まめ知識マガジン」は毎週日曜日発行予定です。
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本マガジンは「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」をテーマに最新の健康まめ知識をお届けいたします(^^)
普段の健康習慣のブラッシュアップや痛み・疲労のお悩み解決の一助になれば幸いです。
是非お読みくださいm(__)m
■今回のテーマ■
【”部分よりも全体””成分よりも食品”を見直すことが大事!?】
こんにちは。
スモールジム&整体painfree代表トレーナーの高橋です。
8月末は勉強会参加とセミナー講師を二日間務めてきましたが、どちらも大変勉強になりました(^^)
ここでの学びをみなさんに還元していきますので、九月も引き続きよろしくお願い致します。
さて、情報化社会と呼ばれて久しいですが、特に栄養に関しては目を見張る情報が多いと感じます。
「〜を食べれば免疫力が上がる」
「〜を食べれば感染症になりにくい」
「〜を飲めばワクチンの副反応が出にくい」
などなど、「これさえ摂れば大丈夫!」という情報が行き交っています。
これを大きく分けると以下の3つに分類されます。
①「~制限食」、「一日1食」などの制限をするもの
②「~しか食べない」など食べるものを限定するもの
③特定の栄養素を勧めるもの(「~をとれば痩せる!痛みが取れる!」などの商品)
適切な身体管理を考える上で重要なのが「中庸(ちゅうよう)」です。
「中庸」とは、
「両端を捉えた上で″過不足がない状態″」
を言います。
上記の3つはどれも「中庸」とは反対の「偏った考え方」である事がよくわかると思います。
前述した通り、TV番組等で「あれが身体に良い」と放送されると、翌日のスーパーで該当する食品が売り切れる、といった現象が起こります。
少し前だと「納豆」や「サバ缶」でしょうか。
「サバ缶」は身体に良い食品ですが、それだけを食べていれば良いというわけではありませんし、毎日「納豆」を食べていれば絶対に風邪を引かないわけではありません。
むしろ、しっかりと「魚」や「発酵食品」を摂っている方にとっては不必要な可能性すらあります。
最近はあまり聞かなくなりましたが、「糖質制限」や「炭水化物制限」というものが一時期流行しました。
「糖質」や「炭水化物」を制限することで「痩せる」とか「身体が軽くなる」といったものですね。
この「炭水化物制限」と「糖質制限」は全く別物です。
「糖質」は「単糖類」「二糖類」「多糖類」「デキストリン(数糖類)」などの種類があり、「糖質制限」は、そのうちの「単糖類」と「二糖類」を制限することを意味しています。
「炭水化物」は基本的に「多糖類」なので「糖質制限」の対象外ということですね。
これらのことが問題視される背景には、多くの方が
「”食品”ではなく”成分”が重視している」
という大きな間違いがあります。
言い換えると、
「″全体″ではなく″部分″が重視されている」
ということです。
例えば、、
・白米を食べている人よりも玄米を食べている人の方が痩せている
・フルーツジュースを飲んでいる人よりも果物を食べている人の方が痩せている
といった研究データが出ていることからもわかるように、同じ「炭水化物」や同じ「果糖」でも食品によって身体への影響が違うわけですね。
これらの違いは微量ミネラルや食物繊維の量の違いによって起こると言われていますが、そう考えると上記の「~制限」という考え方が若干的外れであることがわかると思います。
「成分を制限する」のではなく「食品を見直す」方が重要ということですね(^^)
気になる方は全体を見直す視点で改善していけると良いと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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