こんばんは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.264」です。
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毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「妻から”糖尿病なんじゃないの?”と言われています。病院に行って検査をすると薬づけにされてしまいそうで怖いです。病院へ行かなくても済むような予防法はありますか?」
糖尿病は年々増加傾向にある生活習慣病の一つです。
まず、言える事は「病院で適切な診断を受けましょう!」ということです。
「病院へ行くのが怖い」「薬づけにされるのでは?」などなど、疑問点がある場合は担当のお医者さんに相談することが先決です。その上で、診断に納得がいかなければセカンドオピニオンを検討しましょう。
それらを前提に効果的な糖尿病予防を考えていきます。
概要として、糖尿病は近年増加傾向にあり、2011年度は270万人だった患者数が、2015年度は316万人に増加しています。ここだけを見ると年間10万人ペースで増えていることになりますね。。
高齢者が増えていることもそうですが、運動不足や栄養の偏りなど、現代人の多くが抱えている問題と直結しているように感じます。
糖尿病には「Ⅰ型糖尿病」と「Ⅱ型糖尿病」があります。
「Ⅰ型糖尿病」は、自己免疫の異常でインスリンを合成する細胞が破壊されることで起こるものを言います。全体の数%程度の発症率で、急激に発症することがあるそうです。
「Ⅱ型糖尿病」は、インスリンの分泌異常やインスリン抵抗性の悪化によって、骨格筋や肝臓にうまく糖が取り込まれなくなることで起こるものを言います。全体の90%以上は「Ⅱ型糖尿病」と言われており、ゆっくりと発症します。
諸説では98%が「Ⅱ型糖尿病」で「インスリン抵抗性の悪化」が引き金になることが多いとのこと。。
なので、いかにして、、
「”インスリンの抵抗性の悪化”を防ぐか」
が「糖尿病予防」としては重要ということですね。
インスリン抵抗性が悪化する主な要因は以下です。
・血糖値が急上昇する食べ物や食べ方の摂りすぎ
・運動不足
・肥満(体脂肪過多)
これらを一つずつ解消していくことが予防法となります。
わかりやすくまとめますと、
「継続できそうな趣味スポーツを始めて運動量を増やし、体脂肪率を男性15%以下、女性22%以下をキープする」
これを目安にしていけると広い意味で生活習慣病が予防できるかと思います。
参考になっていれば幸いです。