”運動連鎖の犠牲”の一例

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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今日のテーマは「”運動連鎖の犠牲”の一例」です。

肩こりなどの症状はその部位意外の影響を大きく受けています。こうした原因を見極める際に大事なのが、先日も記した、

「運動連鎖で考える」

ことです。

意外な肩こりの原因となる運動連鎖の一例をご紹介しますと、

→股関節が内旋優位になる(割座など)

→骨盤が前傾方向に誘導される

→腹直筋が下に引っ張られ、肋骨が下がる

→肋骨が下がることによって、猫背になる

→猫背になることによって、胸郭が圧迫され呼吸が浅くなる

→取り込む空気を増やすために、鎖骨を上げて肺を広げようとする

→鎖骨を上げる際に、肩甲挙筋や僧帽筋上部が収縮する

→肩こりの発生

という流れです。

こうなると「肩こり」の大元の原因は「股関節の内旋優位(割座のしすぎ)」になります。

負の連鎖が下からどんどん上がってくる事で、最終的に「肩こり」という形で表面化した例ですね。

「肩こり」だからと言って、肩周りだけを一生懸命施術しても本当の原因は改善しないということです。

「木を見て森を見ず」

にならないように気をつけて行きたいですね。